さて、長崎市内二泊目のホテルはやぼちんさんに紹介していただいたカンデオホテル。

ラグジュアリーな空間をリーズナブルに味わえます。
最上階の大浴場が自慢らしいですが、そこに行くだけの余裕と元気がなかったです。
部屋のお風呂だけでも十分よかったです。
足を伸ばして外を眺められるソファ。

窓からの風景
日暮れ前

夜10時ごろ

長崎の町は夜景に力入れているだけあって明るくきれいです。(この写真では表現できていないですが。)
ということでこの二つの写真の間の時間で街ブラです。
最初は出島を外巻きに見るつもりでした。

それがこの建物 ↑(出島の施設正面門の反対側)の前を通るとき出島の施設内から
「18時半が最後の案内となります。無料のツアーなのでご参加ください」みたいなアナウンスが聞こえてきて
「え?そんなのあるの?行かねば」と思って、正面門に走っていきました。
まさか夜までやっているなんて思っていなかったのですが、出島はなんと21時まで見学可能なんですよ。
走っていって入場料払って入ったのはいいのですが、肝心の「無料のツアー」の所在が分からず途方にくれました。
ああ、18時半すぎるし・・・(T_T)・・・。すると、侍の恰好したスタッフが「何かお探しですか?」と声をかけてくれたので
「無料のツアーがあると外で聞こえてきたんですが・・・」というと
もう一人の笠を被った侍が、「お二人ですか。初めてですか。わかりました。ではついてきてください」と。
どうやら私たちだけのよう。う~ん。(´∀`*;)ゞなんかめっちゃ申し訳ないわ。
若い兄ちゃんの侍も、もう上がれると思ったのに私たちのために仕事が上がれなくて、「ちっ」と思ってないだろうか。
折角来たので遠慮なく案内してもらうけれども。(=∀=)
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ここで出島について月詠覚書
歴史好きの方だけどうぞ。(〃▽〃)
出島は17世紀前半年江戸幕府の対外政策の一環として長崎に築造された人工島。扇型で、面積は約1.5ヘクタールで日本の本格的な人工島・・・・とぐらいしかウィキペディアには出てないんですが・・・。
1612、キリスト教禁止令を発令。
キリスト教の布教を阻止するために当時市内に雑居していたポルトガル人を収容するために作った人工島が出島。しかし島原の乱のあとポルトガル人を警戒した幕府がポルトガル人を追放、島原の乱を鎮めるのを手伝ったオランダ人が信頼を獲得し、江戸幕府はオランダとの独占貿易になる。しかして、できたばかりの出島が空いたのでもともと平戸にあったオランダ商館を出島に移転させた。そこから出島が対オランダ貿易の唯一の窓口となる。・・・・・こんなところでしょうか。
それと、明治以降は、長崎港の港湾整備に伴う周辺の埋立等により陸続きとなり、扇形の人工島であったころの面影は失われたが、1996年(平成8年)より、江戸当時の姿への復元を目指す出島復元整備事業計画が長崎市により進められている。
(いったんなくなったものを用地買収して復元というのはとてつもなく時間もお金もかかる‥‥と案内のお兄ちゃんが言っていました。)
はい。覚書終了
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ということで
まず、出島の成り立ちのビデオを見たのち、笠侍の兄ちゃんに連れられ施設を案内されまする。

侍の兄ちゃんが、案内してくれています。

兄ちゃんは笠をかぶっているうえにマスクもしているのでさながら忍者のように顔がわかりません。
声と佇まいからおそらく若い人だと思います。
Padでもって、昔の風景を重ねて見せてくれるのが今風でした。
↓ これはカピタンさんの家の二階の大広間

ちなみにカピタンさんというのは「キャプテン」ということで、オランダ商館駐留中の一番偉い人ですね。
料理はクリスマスのものだそうです。ただし、日本で「クリスマス」はご法度ですから、「オランダ冬至」と言い換えられていたようです。
すごく豪華ですが、こんな豪華なのは年に数回、歓送迎会とか、特別な行事とかだけ。
普段はもっと質素にパンとか食べているらしいです。
野菜は出島敷地内で作っており、家畜も飼っていたようですが、ワインなどの酒は備蓄のものしかなく貴重品だったようです。
彼らは一年交代くらいで単身赴任。この出島に駐留の人数はたった10人ほど。
あとは(航行途中の東南アジアから連れてきた)召使が20人。思ったよりずっと少ないですね。
船がくるとき以外はビリヤードしたりして過ごすみたいですが、手持無沙汰だったでしょうね。
どこへも出ていけないし。(遊女は来ていたみたいだが・・・)
一年の任期が終わるのが待ち遠しかったでしょうね。

メインディッシュ。
豚の頭は出島のクリスマスの定番。北欧の伝統料理のようですね。

洋式なのに畳部屋。
彼らは畳の上を靴を履いて歩くのでしょっちゅう畳を変えねばならず、敷き方が日本の畳と違いすぐ交換できる並びになっています。

幕府への献上品と、入れる箱。ここで準備するのですね。
商談してますね・・・

面白いのは積み荷の方法で、船に対し窓口が二つあり、積む荷とおろす荷を同時に行うのだそうです。
じゃないと、バランスが崩れて転覆するからだそうです。
そういや、peachの飛行機も「勝手に席を変わらないでください。バランスがありますから」って言っていたな。
「そんなに?」と思ったけど。

・・・たしかにバランス大事そう。
ということで、侍のお兄さんには他にもたくさん説明してもらいましたが、あとは自分たちで見て回りましたよ。
夜8時近くなってもちらほらお客さんの姿はありました。

日本の輸入品の主なものは砂糖。国内にもあるにはあったけど精製度の高いものはやはり輸入に頼っていたのだと。
これが長崎カステラになっていくのですね。(^^)
ということで、あまりおそくなり食いっぱぐれるといけないので、このあと中華街に戻り
本日の夕食は「西湖」の長崎ちゃんぽん。ラストオーダーにギリギリ間に合いました。
他のお店はもう閉まっていましたよ。
二日続けてちゃんぽんを注文する私に同伴者は呆れていましたが、いいじゃないか、もう一生食べられないかもしれないし。
だって、糖質制限者なんだぞ。

美味しそうでしょ(*σ´Д`*)・・美味しかったです。
‥‥例によって麺は同伴者に食べてもらいました。

御馳走様 +.(*'v`*)+ 長崎の夜。
記事の最後はカンデオホテルのおしゃれで美味しい朝食で締めて

次回記事は、長崎旅の定番、平和公園、原爆資料館、大浦天主堂、グラバー園となります。
一回でまとまるかな・・・(〃▽〃)
ちょっと無理かな(=∀=)
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